第十三回俳句コンテスト受賞句
野仏を かくして コスモス乱れ咲く 豊子
第十四回俳句コンテスト受賞句
かるたとり眼一点千代女の句 豊子
俳句は門前の小僧で50年、何となくもてあそんで覚えたものです
16年度作品
・公園の隅の彩り寒椿 豊子
・木枯しに歯もなき枝の震へおり 豊子
・水郷にきしむ櫓の音秋の風 豊子
・空青く鐘なりわたる原爆忌 豊子
15年度作品
・かずら橋渡りぞめたり春の風 豊子
・帰る子につるべ落としや母の声 豊子
・眼をやみてわが宿の庭もずの声 豊子
・湯豆腐に酒のうまさや初しぐれ 豊子
・寒雀着ぶくれおして砂の上 豊子